カステックス首相ほか関係閣僚の記者会見(外出制限の規制緩和措置等に関する詳細説明)
※在仏日本大使館より連絡
24日夜にマクロン大統領が発表した外出制限の緩和措置等につい
1.冒頭
●10月30日に再度外出禁止措置を開始した。国民の怒りと不満
●他方で、この措置は我々に必要であった。欧州全体が厳しい第2
●10月30日以降に行った措置の最初の結果が出た。すべての人
●11月始めに1日あたり45, 000人であった新規感染者数は17, 000人にまで落ち着いた。
●毎週各地方の病院を訪れているが、逼迫した状況と医療従事者の
●目的は、最大級に感染リスクを防ぎつつ、クリスマス以降に向け
●マクロン大統領が火曜日に明らかにしたとおり、感染状況に応じ
●第一段階は11月28日、第二段階は12月15日、第三段階は
●2021年を「フランス・ガストロノミー年」として、レストラ
●なお、ディスコは1月20日以降も引き続き閉鎖。
●これらの段階的規制緩和に関わらず、引き続きテレワークは原則
2.感染状況
●11月2週目に、仏の第2波はピークを迎えたと言える。
●10月30日に外出禁止措置を開始した当初は、新規感染者数が
●但し、この数値は、まだかなり高い数値であると言わなければな
●国際的な状況については、欧州各国が厳戒な措置を実施。スウェ
●病院への入院状況についても先週ピークを迎えたと言える。新規
●11月16日には、蘇生病床には4,900人の患者がいたが、
●なお、複数の地域で未だにコロナ以外のオペが後ろ倒しにされて
●第2波はまだ終わっていない、特に今我々の警戒を緩めてはいけ
3.11月28日以降の規制緩和(第一段階)
●11月28日(土)朝から、複数の商店の再開、いくつかの規制
●商店は新しい衛生プロトコールに従うことを条件に、再開できる
●過去4週間に休業措置の対象となっていて11月28日(土)か
●自動車学校の再開。なお、講習のうち座学は引き続き遠隔で行う
●バー・レストランは1月20日まで引き続き閉店。非常に厳しい
●我々の生きる喜びを制限する、非常に厳しい措置であり、最大級
●個人による外出は、自宅から20キロ圏内、最大3時間まで可能
●学校の課外活動は屋内・屋外どちらもできる。
●成人のスポーツジムの利用や集団スポーツは不可(1月20日ま
●宗教施設は30人までの集会が可能。
●書店、図書館、ギャラリー、芸術関連の商店(楽器屋など)は再
4.12月15日以降の規制緩和(第二段階)
●12日15日以降、感染状況が許せば日中の外出禁止を解除する
●夜21時から朝7時までの夜間外出禁止は維持され、この間の外
●なお、12月24日及び31日の夜のみ、夜間外出禁止措置の例
●感染状況が許せば、映画館、美術館、劇場を再開する。夜間外出
●夜間外出禁止措置は続行する。映画館、美術館、劇場における衛
●国立音楽学校の授業も再開可能。なお、声楽の授業は、感染リス
5.クリスマス休暇
●12月15日以降、外出禁止措置が解除された場合、旅行も可能
●海外県・海外領土へは、72時間以内のPCR検査陰性証明を携
●外国への旅行については、仏欧州・外務省のHPで必要な措置を
●林間学校やキャンプ場、スキー場などは引き続き閉鎖、リフトな
●24日、31日の夜のみ、夜間外出禁止措置が一時的に解除され
●家族・友人で集まってクリスマスを祝うことはできるが、テーブ
6.経済支援
●2021年1月20日まで営業を再開できない企業等の支援が必
●休業措置の対象となっている企業等は、毎月10,000ユーロ
●休業措置の対象となっていないが、売上が50%以上減少してい
●2019年に総労働時間の60%以上就労したが、2020年は
●若者支援として、20,000の学生・生徒向けの雇用を創設。
●不安定な状況にいる学生・生徒への緊急の財政的支援を行うため
●学生の就職難への対応として、Garantie jeune(雇用・訓練に関し不安定な状況にある若者への支援の
7.結語
●この厳しい状況において、すべての人々へ感謝する。
●長期にわたるウィルスとの戦いにおいて、精神的な問題を抱えて
●政府は、来週に新型コロナウィルスのワクチン接種に関する戦略
●感染速度を下げ、病院の逼迫状況を緩和するべく、効果的なワク
●この戦いは引き続き数か月にわたり、我々すべての人に試練を課