フランス ・パリ男のブログ

夫婦でパリに駐在することになりました。日常をつらつら書きていきます。

【保存】牛肉の部位


フランスと日本の一番の違いは、その部位の種類の多さ。肉食人種の彼らは頭から尻尾まで食べつくす。そして食べごろの牛の年齢にある。

肉屋さんを覗くと、あまりの部位の種類に圧倒され迷うので、どの部位がどの料理に向くか知っていると、とても便利だ。ステーキのつもりで買ったお肉、かたくて歯が折れそう。煮込み用に買ったお肉が、煮れば煮るほど引き締まる、なんて経験はありませんか。

 

 

1、 リブロース(Entrecôteアントルコット)
旨みがあり、きめ細かく、肉質はトップクラス。ステーキ肉の定番。ローストビーフ、すき焼きに。


2、 サーロイン(Faux-fillet フォー・フィレ)
リブロースの後ろの部分。高級で上質の赤身。柔らかく風味がいい。ステーキ、カルパッチョ、すき焼きに。
またはヒレ(Filetフィレ)
きめ細かく柔らかい。臭みがなくて上品。一頭から少量しか取れないので、最も高価な部位。脂肪分が少ないので、ポアーブル(胡椒)ソース、ロッシーニ風にフォアグラをのせて食べるのがフランス風。


3、 ランプ(Rumsteckロムステーク)
塊でローストや、スライスしてステーキに。噛みしめるほどに肉の旨みが。新鮮なものはタルタルステーキに。


4、 尻肉(Culotte キュロット)
尾の付け根の部分。煮込みやスープに用いると、格別の旨みをもたらす。


5、外モモ肉(Gîteジット)
ポトフなど煮込み用。豚の背脂を巻いてローストするのもよし。


6、しんたま(Tranche grasseトランシュ・グラッス)
球状の塊肉で、外はかたく中は柔らかく味が濃厚。牛のタタキ、ローストビーフ、ステーキにも使える。
またはランプ肉の先端部分(Aiguillettエギュイエット)
日本ではイチボともいう。いちばん霜降りが入った部分で、甘味と香ばしさがたまらない。


7、肩肉、腕肉(Paleronパルロン) 
じっくり煮込むポトフ、赤ワイン煮などにかかせない。


8、肩ロース(Macreuseマクルーズ)
やわらかいステーキ用のマクルザ・ビフテクMacreuse à Biftekと、ゼラチン分の多い煮込み用マクルザ・ポ・ト・フmacreuse à Pot-au feuがある。煮込み用は、数種の部位と組み合わせると複雑な味わいをもたらす。


9、うで肉と首肉の間の肉(Talon タロン)
カレーに最適。じっくり煮込んでとろける食感に。


10、肩と首の間の肉(Griffeグリーフ)
比較的小さな筋肉が多く、筋や膜が多い。かたい部分と柔らかい部分が入り混じっているので煮込み用に。濃厚なコクが持ち味。


11、バヴェット(Bavetteバヴェット)
筋や幕をのぞいてステーキに。肉本来の奥深い味わいに男性ファンが多い。定番はバヴェットのエシャロットソース。


12、首肉(Colierコリエ)
活動量の多い部分なのでかため。ビールと煮込むカルボナード、赤ワイン煮にもピッタリ。


13、胸部肉(Poitrineポワトリーヌ)
 カルビや三枚肉ともよぶ。やわらかい脂肪がびっしりつき、濃厚な旨味があるので、煮込みに最適。アクはこまめに除きましょう。


14、すね肉Crosse(クロス)もしくはjarret (ジャレ)
 かたい棒状。長時間煮込んでゼラチン質に。ポトフ、カレー、シチューに絶品。スープ、出し汁にと幅広く使える。


15、前部上すね肉(Gîte avant ジット・アヴォン) 
筋とゼラチン質が多いので、煮込み料理に。


16上部ばら肉(Plat de côtes プラ・ド・コート)
 首から肩ロースの下の部位。肉と脂が交互に層になっていて、濃厚な味わい。薄切りは焼き肉、牛丼に、厚切りは煮込み用に。


17、胸肉(Poitrineポワトリーヌ)13と同じ。


18、腹部に近い脂身が混じったバラ肉(Tendronタンドロン)
適度な脂身がついていて、野菜たっぷりの蒸し煮に、よくあう。


19、腹部のバラ肉(Flanchetフランシェ)
肉と脂肪が層になった部位で、ポ・ト・フ、カレー、シチューの最適。


20、後部上すね肉(Gîte arrière)
筋が多くかたいが、じっくり煮込むと濃厚なエキスが。煮込み料理に安心して使える。

   

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病院

病院はアメリカンホスピタルに行きます。

なぜなら日本語が通じる先生がいるからです。

 

・日仏社会保障協定書類

海外旅行保険の証書

・パスポート

 

以上を持っていけばオッケー。

一度電話してから病院に行ってくださいね。

 

アメリカンホスピタル

http://jp.american-hospital.org/

 

私はお腹が弱く、痛くなったりもたれたりしやすいので、エビオス錠を持ち歩いてます。

                

 

これさえあれば無敵です。栄養補給にもなりますのでぜひお試しください。

日本でのパリ赴任の準備

パリ転勤の内示を受けて始めたことはたくさんありますので以下に列挙します。

 

就労ビザ準備

・予防接種

・引っ越し準備

 

就労ビザについては、代行業者に依頼しました。

AJフランス という京都の会社です。

https://www.france-ryugaku.com/services/visas-pour-salariesstagiaires

こちらに依頼したら丁寧に教えてくれて、無事にビザが取得できました。

 

予防接種ですが、私の業務では世界各国に出張が多いため

肝炎や狂犬病など色々な予防接種をしました。

梅田トラベルクリニック

http://umedatc.com/

赴任が決まったらすぐに相談しましょう。

男性の先生が丁寧に教えてくれ、注射スケジュールをたててくれます。

 

引っ越しは日本通運に依頼しました。

3月という引越しピークの時期に赴任予定でしたので

これも内示が出たらさっさと依頼しましょう。

 

 

パリに引越してから約2ヵ月

はじめまして。33才会社員の潤太郎と申します。

東京で会社員をしておりましたら、パリへ転勤を命じられ、バタバタ夫婦で引っ越して参りました。

このブログではフランス ・パリで感じたことや便利に思ったものなどを共有できればと思っております。

どうぞお手柔らかによろしくお願い致します。